前もって自分の長所を仲介人に流してもらうべし
2015年11月12日
友達や、上司の紹介というのは、異性との出会いのもっともオーソドックスなきっかけの一つだ。そこで、会う前から自分の印象をアップさせておくテクニックを紹介しよう。
紹介してくれる人に、事前に自分の良い面と悪い面を伝えておいてもらうのである。まだ会ってもなないのに、人伝いにその人のことを聞くだけで、自分の中のイメージができあがるのだ。これは「事前情報の効果」と呼ばれるもの。
ならば、「自分の良い面だけ伝えたほうがいいのでは?」と思うかもしれない。しかし、耳当たりの良い長所だけを相手に伝えてもらっていると、胡散臭さが拭えず、逆に印象を悪くかねない。さらに、後から欠点を伝えれば、相手はあなたを完璧な人だと思っているのだから「騙された!」と怒りを買ってしまうことになる。逆に、自分の欠点をさらけ出すと、誠実さが伝わり印象が良くなる。これを「両面提示」という。
さらに、自分のことを伝えてもらうにしても、「見た目はイマイチだけれど、ギャンブルもやらないし高収入なんですよ」というように、ポジティブな面を後から付け加えるように言ってもらうのが大事だ。人間は、後から言われた情報のほうが印象に残るからである。
このように、仲介人にも一役買ってもらって、事前にイメージアップを図っておこう。そうすれば、初対面のときから良いスタートを切ることができるはずだ。