恋人の趣味を否定すればスムーズに別れられる
2015年11月24日
恋人と別れたくなったら、別れ話をどう切り出すか、どんな理由を相手に伝えるか、悩ましく思う人も多いだろう。なるべく相手を傷つけたくないし、それ以上に、話がこじれて相手がストーカーになってしまったら、と思うと恐怖を感じずにはいられない。
恋人と後腐れなくスッキリ別れるには、相手の趣味を否定することで、うまくいくことが多いという。これは心理学的にも理由がある。
人は、自分と似た者同士を好きになり、カップルになりやすいという調査結果がある。心理学では「類似性の法則」と呼ばれており、人は自分との趣味や考え方、性格などが似ている相手には、無条件に好感を持ち、好意を抱きやすくなっているのだ。
また、一緒に過ごしていくうちに、お互いが似てくる、というのもある。要するに、この法則を逆手にとれば、相手の好意を自然に減らすことが可能なのである。
例えば、相手が好きなアイドルや、ファッションブランドを「趣味が悪い」「ダサい」などとけなしてみよう。最初相手は「侮辱された」と感じてプンプン怒るだろうが、続けていけば次第に「ああ、根本的に合わないんだな」と感じるようになる。そして自然と気持ちが冷めていくわけだ。否定する内容は、趣味だけではなく、ちょっとした行動や性格でもかまわない。「どうしてそんな意味のないことをするの?」「〇〇〇な時や、×××するのは変だよ」と、ことあるごとに指摘すれば、こちらの別れたい気持ちが伝わり、揉めることなく別れることができるだろう。