職安法と風俗の関係
職安法と風俗の関係。こんなはずじゃなかった!となる前に
風俗と職安法(職業安定法)とは密接に関わります。
最近ではスカウトが職安法で捕まったなどと報道されてますね。
職安法で検挙された事例
マッサージ嬢となって前記業務に就くよう勧誘し,もって,公衆道徳上有害な業務に就かせる
目的で労働者を募集した。
和泉市の大学生が職業安定法違反容疑で逮捕 – 和泉市きまぐれWatch –
ファッションヘルス店に従業員として紹介した疑いがもたれている
デリヘル開業・起業日記:■職業安定法違反 – livedoor Blog(ブログ)
容疑者ら6人は今年2月13日、知人に紹介された無職女性(25)に仕事先の風俗店を紹介するなどした疑い。
ポルノ・買春問題研究会 – ニュース報道 – デリヘル店に女性紹介、職安法違反で3人逮捕 兵庫県警 (2013.04.09)
同署によると、女性は少年の交際相手。少年に貸す金を消費者金融などから借りて返済に困り、少年と花容疑者が「いい店を紹介する」と**容疑者の勤めていた風俗店に紹介。**容疑者は「(女性は)うちの店の風俗嬢にしては若すぎる」と拒否する代わりに、別の店を紹介したという。まもなく女性が同署に相談して事件が発覚した。
同法は「公衆道徳上有害な業務に就かせる目的」での職業紹介をした場合に、1年以上10年以下の懲役などの罰則を科している。
目立つのはスカウト行為でしょうか。
そもそも職業安定法とは、なんなのか。
Q1.職業安定法はどのようなことを定めた法律なのですか。【7.人事管理・人材育成】:労働問題Q&A(改訂版)/JILPT
職業安定法は、企業による労働者の労働者の募集・職業紹介・労働者供給について規制している法律です。特に、職業紹介事業に関する基本的なルールについて定めています。
スカウトはなぜいけないのか?
報道された風俗スカウトマンの職業安定法違反とは? – その他(法律) – 教えて!goo
要は無許可で有料職業紹介事業を行なったということです。
同法第30条で「有料の職業紹介事業を行おうとする者は、厚生労働大臣の許可を受けな
ければならない」と定めており、これに違反した場合は第63条で「一年以上十年以下の懲役又は二十万円以上三百万円以下の罰金に処する」としています。
有料職業紹介事業とは?
『有料職業紹介事業』とは、
手数料を得ながら求人企業、求職者との間での
雇用関係の成立を斡旋します。
お店の者がスカウトする分にはいいなんて情報もあります。
一方で風俗のお仕事は
「公衆道徳上有害な業務」とも言われます。
なかなか判断の難しい事ですね。
公衆衛生または公衆道徳上有害な業務につかせる目的で、労働者の募集を行つた者について職業安定法第六三条第二号所定の罪の成立するがためには、同様の目的で同法第五条第六項所定の行為を実行すれば足り、被用者となろうとする者にその旨の認識あることないしは被告人において被用者となろうとする者に売淫を為すべきことの認識を与えることを要しない。
この「公衆道徳上有害な業務」を募集、面接しているだけでもだめなの?
なんて思ってしまいます。
現状、ネット上や雑誌などで高収入とうたい、風俗の求人をおこなっている現状ですよね。
なかなか線引きが難しいです。
何となくですが、目立たないのが勝ちのような気がします。